2013年07月07日

在京主要局と MX テレビの受信電界の差

 「後の祭り」、これは地デジ送信所のスカイツリー切替騒ぎに、最もふさわしい一言かもしれません(^_^;)。

 冗談はともかく本家サイトの記事中で、自由空間での主要局と MX テレビとの受信電界強度の差を推定で示していましたが、ようやく落ち着いて実測できました(ボカスカ)。

●7 月某日深夜計測
 → 55dBμ

●同日計測の教育テレビ(※参考値:物理 ch26/受信アンテナの設計中心周波数であるため)
 → 79dBμ

 推定された差が 26dBμだったので、ほぼ推定値通りということになります。途中に超ショボイ障害物があるにしてもほぼ、完全見通し環境なので(ゲイン塔をほぼ完全に見通せる)こんなものでしょうか。

 時間帯などによって 1〜2dBμ程度の差はありますが、見通しだけあってかなり安定しています。みなさんのところではいかがでしょうか?。

  ※07/27 加筆訂正

 ”キー局“などと記述してしまいましたが、単なる主要局の間違いでした(ボカスカ)。


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2012年12月12日

しつこく、続・地デジ安定受信の条件

 先日細々と具体的数値を書きましたが、民生品でも裏コマンドなどで比較的チェックしやすい項目を選択してあります。

 ついでに RS(リードソロモン符号)によるエラー訂正能力について、簡単に触れておくことにします(HP 記事の更新時間がないので^ ^;。)。

 地デジ(BS も共通)の外符号では 204,188 というパラメータなので、これは 1 つの TS パケット・データ 208 バイト(1 データフレーム)のうち、8 バイトまで誤っても正しいデータを復元することが可能、ということができます。

 これはビット喚算すると・・・

・1TSP=208 バイト=1644bits
・訂正能力=8 バイト=64bis

 ということなので 1TSP あたり 3.9% 弱のランダムなデータ誤りまで対応できることになります。
 これを踏まえて内符号での疑似エラーフリー条件が、2.0×10^-4 でしたからこれを割り込んでも、いきなり目に見える劣化が発生しない理由も良く解るのではないでしょうか。

 ただしこれはあくまで計算上のことなので、実際の環境ではスレッショルド(目に見える破綻が始まり受信断に至る境界状態)領域までの BER 値にも、幅が出てくるものと考えられます。

 なんだかこういうことを考えていると無銭家魂がうずくのか、必要もないのにフィールド測定器が欲しくなってきてしまいました^ ^;。
posted by 昔は東通工 at 21:17 | Comment(0) | HP 記事の補足等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

地デ爺ではなく地デジ安定受信条件

 サイト記事「失敗しない地デジアンテナ設置」の補足事項です。

●安定受信の条件●
▽C/N 比=22dB※以上
※内符号符号化率 7/8 のとき、疑似エラーフリーを満たす条件[BER 2x10-^4]を得るための C/N 比

▽機器入力電界強度=60dBμ以上(約 9dB のマージン込)


 近々記事も更新する予定ですが上記条件を割り込んでいっても、直ちに画像破綻をきたさないのはやはり極めて強力なリードソロモン符号による、エラー訂正のおかげです。

 内符号である畳み込み符号化だけでなく、外符号と言われるリードソロモン符号があわせて用いられている理由は下記によります。
 後者ではバーストエラーというまとまって起こる、大きなエラーに対する訂正能力の高さが、際だっているからに他ならないでしょう(ランダムエラーの訂正とあわせ適材適所、と言うことでしょうか)。

 C/N 比に関してはプラスαがあれば安心、と言って良いかと思いますが数値条件はあくまで視聴に支障をきたさない、という最低限度でありより多くマージンがあるに越したことはありません。
 なぜならば疑似エラーフリーの条件を満たせない場合、既に受信状態は崖縁に陥っているためマージンが全くない状態にあります(データ品質である BER が急激に劣化していく)。

 従って電界変動やマルチパス・外来ノイズなどにより大きく BER が劣化した際、直ちにスレッショルドレベルに達する可能性が高くなり画像破綻に至るわけです。
posted by 昔は東通工 at 01:06 | Comment(0) | HP 記事の補足等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
雑記や小ネタ、本家サイト記事の補足など等

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